【感想】iPhone SE 第2世代(2020)1ヶ月使ってみた
はじめに(iPhone SE 第2世代を購入した理由)
2020年4月17日(金)にApple公式サイトで予約が開始され、翌4月24日(金)に発売が開始されたiPhone SE 第2世代。発売を楽しみにしていた方、もう買ったよという方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。私も予約開始早々にApple公式サイトから予約し、発売日当日にゲットしましたー。
iPhone SE 第2世代を購入するまではiPhone XSを使用していたんですが、昨今のコロナ禍でマスクをして生活する時間が長くなり、Face IDでロックを解除する際に、マスクを外すのが若干のストレスになっていました。
iPhone XSはこちらも2018年9月の発売と同時に購入したのですが、秋口から春先まで風邪予防から花粉症対策ということで、購入してすぐマスクをつける生活が待っており、Face ID初心者の私には最初からFace IDの恩恵にあずかることができておりませんでした。
iPhone XSを使い続けて1年が過ぎた2019年秋、またマスクの生活が始まり、うーん、最新機種の恩恵にはあずかりたいけれど、1年の半分はFace IDがスムーズに使えないし、やっぱりホームボタン(Touch ID)がいいなあ、なんて考えながら日々を過ごしていました。
そんな中、初代iPhone SEが登場した翌年の2017年頃から、出るといわれては結局出ず終いだった新型iPhone SEのうわさを目にし、どうやら今回こそ出るんじゃないかという期待が高まっていました。値段次第では飛びつこう!と思って日々を過ごしてきました。
そして迎えた2020年4月16日(木)午前2時、ついにその時はやってきました。
iPhone SE 第2世代が正式に発表されたのです。
詳しくは次のファーストインプレッションの項でお話ししますが、見た目はiPhone 8、頭脳はiPhone 11、それでいて価格も4.5万円と普段なら眠い目をこすりぐずぐずしていた朝の出勤前の脳が一瞬で冴えわたりました。
ファーストインプレッション
前置きが長くなってしまいましたが、2020年4月24日(金)、iPhone SE 第2世代が私の手元にやってきました。手に取った感じは、世間で言われていた通り、ほぼiPhone 8。1年半前までそのiPhone 8も使用していたので、どこか懐かしい印象も受けました。
でも、何より新しいApple製品を買った時の高揚感と言ったら、他に代えがたいものがありますよね。2010年に初めてiPhone 3GSを購入して以来、いくつになってもこれは変わらないです(成長してない?笑)。
そして、iPhone SE 第2世代を手にしてまず思ったのが、軽い、小さいということです。
それまで使用していたiPhone XSが177gで、慣れればそこまで重くはないかなと思っていたんですが、今回のiPhone SE 第2世代はそれをはるかに下回る148g(重量の情報はいずれも公式ホームページより引用)ということで、かなり軽く感じました。
また、大きさも手にしっくりくるサイズ感となっており、そんなに手が大きい人でなくても片手ですべて操作できると思います。
1ヶ月使ってみて
(1)写真を撮りたくなった
これも買い物と同じでもともとは好きなことだったのですが、きれいな景色とかおいしそうな料理とかの写真を撮ることが好きだったことを思い出しました。
しかし、Face IDと自分の相性が悪かったために、XSを使っていた時はあまり写真を撮らないばかりか、そもそも外でiPhoneを使用する頻度が少なかったように思います。
SEを買って、またTouch IDでロックが解除できるようになったので、外でもiPhoneを手にすることが増え、おのずとまた写真も撮ることが多くなりました。
ハイエンドの11 Proは持っていないので、比較はできないですが、SEでも十分きれいに撮れると思います。
(2)操作が快適!
ファーストインプレッションでもお話ししましたが、とにかく本体が小さくて軽いので、操作がしやすいということです。XSを使っていた時は、基本両手で操作していましたが、SEはLINEやTwitterなどの文字入力が片手でできます。
また、見た目は8、頭脳は11ということで、動きもかなりサクサクです。XSを使っていた時と同じくらい快適です。
(3)iPhone X以前のモデルを使っている方におすすめ
発売した年に購入している方であれば、iPhone 8を使用している方でも、もう2~2年半が経過しています。2年契約されている方でも、そろそろ支払いが終わるころになりますし、11 Proのようなハイエンドは高いしなー、でもそろそろ動きがもっさりしてきてるしなー、という方にはかなりおすすめです。大きさ、重さはほぼ変わらず、操作感はそのままに最新のスペックを手にすることができます。
2点ほどご注意ください
というわけで、iPhone SE 第2世代のファーストインプレッションから1ヶ月使ってみての感想をお話してきました。個人的には大変満足していますし、かなり多くの方におすすめできるスマートフォンじゃないかなと思っております。
ただ、2点ほどご注意いただきたい点がございます。
(1)カラーバリエーションについて
これはみなさんがホームページや店頭で実際にご覧になればわかることなのですが、今回のカラーバリエーションはホワイト、ブラック、レッド(Product RED)の3色展開となります。ただ、これまでは裏面が白系(シルバーやゴールド)だと表面(液晶側)も白だったのですが、今回のiPhone SE 第2世代はホワイトのモデルも表面が黒となっております。たいしたことではないかもしれませんが、ご注意ください。
(2)ガラスフィルムについて
今回のiPhone SE 第2世代はiPhone 8がベースに設計されています。そのため、Apple公式サイト上の両者のサイズは全く同じと記載があります。
そのため、私も先走ってiPhone 8用のガラスフィルムを先行して買っていたのですが、なぜか若干、両サイドに気泡が入ってしまいました。
いろいろネットで調べてみると、同様の事象が発生している方が少なからずいらっしゃったようで、どうも側面のカーブの具合が微妙に違っているみたいでした。
なので、これから購入される皆さんは、iPhone SE 第2世代対応と書かれているガラスフィルムを選ばれることをお勧めします。
(ちなみにケースについては、ほとんどのものが互換性があるようです)
さいごに SEの位置づけについて(とこさんのひとりごと)
2016年春に初代iPhone SEが登場してから早4年。その間、新型iPhone SEのうわさは出ては消え、出ては消えを繰り返してきました。そして2020年4月16日、その時はついにやってきたという話は前段でもしました。今回の第2世代が登場したことにより、改めてSEとは何か、ということを少し考えてみました。
SEとは、Special Editionの略であることはみなさんご存じの通りなのですが、初代、第2世代のどういった点がSpecial Editionなのか。私の見解はこうです。
初代iPhone SEはiPhone 5sの中に当時最新のiPhone 6sの中身を入れて、iPhone 6sより安く販売されていました。
今回の第2世代もコンセプトは全く同じで、iPhone 8の中に2020年6月現在最新のiPhone 11の中身を入れて、iPhone 11より安く販売されております。
つまり、SEが発売される3年前の秋に発売されている本体にSEが発売されるときの最新機種の中身を入れて、最新機種より安く販売するという法則があるのです。
いつ、どんな機種が発売されるかはApple内部のことなので正確なことはわからないですが、初代、第2世代からはこのような傾向が見て取れました。
ということは、第3世代は2024年春?なんて根も葉もないことを考えてしまうのがガジェッター、Apple信者と呼ばれる人種です(笑)
いずれにしても今回のiPhone SE 第2世代はカメラ、Touch ID、サイズなどなどいろいろお勧めできるポイントがありますので、特にiPhone X以前を使っている方は、一度Apple公式サイトや家電量販店などで見てみることをお勧めします。
というわけで、今回はiPhone SE 第2世代を1ヶ月使ってみての感想をお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。iPhone SE 第2世代、購入されますか。秋の5G対応といわれているモデルを待ちますか。皆さんの参考になればうれしいです。
それでは今回は以上となります。また次回のブログにも遊びに来てください。